2024年度 畠山ゼミナール 講演会企画テーマのご案内
ごきげんよう🌸畠山ゼミナール広報です。
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
今年2024年は歴史的大転換の年です。世界の主要各国で政治指導者を選択する重要な国政選挙が行われ、世界の潮流が大きく変わろうとしています。すでに、台湾では1月に自治権を主張する民進党の頼清徳氏が総統に選出され、ロシアでは3月にプーチン大統領が再選を果たしました。また6月のEU議会選挙ではグローバリズムに批判的な保守勢力が大幅に躍進し、欧州政治の地殻変動が明らかになりました。
来る11月に予定されているアメリカ大統領選挙では、トランプ前大統領が政権を奪還する可能性も指摘され、トランプ政権が誕生すれば、世界の様相は一変するに違いありません。
国際協調を基盤に成り立っていたリベラルな世界秩序はもはや過去のものとなっています。地域での勢力拡大を続けるロシア、急速な経済力と軍事力の増強を背景に覇権の獲得に挑む中国、戦略的自立を目指すEUなど、世界の秩序を支えるべき主要勢力の足並みは乱れています。
一方、冷戦後の世界秩序を支えてきたアメリカも国内分裂と国力衰退により、一国で世界秩序を構想し、維持することは困難になっています。
こうした状況は、私たち日本及び日本人の運命にとっても深刻な事態ですが、世界もまた日本及び日本人がいかなる姿勢でこうした国際潮流に挑もうとしているかを注視しています。今年4月、日米両国は、日米同盟を「グローバル・パートナー」と強調し、日本がアメリカと共に世界レベルでの指導力を発揮することを確認しました。そればかりか自由世界を守ろうとする世界の各国は、日本がより積極的に世界秩序の形成に関わることへの期待感を示しています。
日本及び日本人はどのようにしてこの激動の時代を生き抜いていくのでしょうか。そして世界秩序の形成に、いかなる構想と意思と実行力を示すのでしょうか。まさに、日本及び日本人の覚醒と覚悟が問われており、そのための実力を身に着けるための自己変革と努力が求められているのです。
この度の講演会では、国際社会の行く末を探り、日本の国際的役割とそれを果たすための大戦略を考えます。
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