選んだ理由
日本には、自国の情勢不安から難民申請を提出している在日ミャンマー人が多くいる。ミャンマーにおけるロヒンギャへの迫害や虐殺、日本の難民問題は解決すべき問題として依然として残っており、また、経済面においてASEANとして日本との関係を深めているミャンマーを取り上げることは重要であると考え、今回の選択に至った。
マレーシア一般情報
首都:ネービードー
面積:68万平方キロメートル(日本の約1.8倍)
人口:5,141万人(2014年9月)
言語:ミャンマー語
宗教:仏教(90%)、キリスト教、イスラム教等
民族:ビルマ族(約70%)、その他多くの少数民族
政治政体
政体:大統領制、共和制
元首:ウィン・ミン大統領(2018年3月30日就任)
議会:二院制
上院(民族代表院)→定数224(選挙議席168、軍人代表議席56)
下院(国民代表院)→定数440(選挙議席330、軍人代表議席110)
政府:元首→ウィン・ミン大統領国家最高顧問、外相→アウン・サン・スーチー
外交
我が国は歴史的な友好関係を基に、二国間関係を強化。2011年以後のテイン・セイン政権による改革の進展を受け、同国における民主化、経済改革及び国民和解の進展を後押ししてきた。2016年3月、国民の大多数の支持を受ける形で、アウン・サン・スーチー国家最高顧問率いる新政権が発足。地政学的重要性及び経済発展への大きな潜在力を有する同国の安定は、地域全体の安定と繁栄に直結するとの認識に立ち、我が国は、ミャンマー政府による民主化、国民和解、経済発展のための取り組みを、官民を挙げて全面的に支援する方針。
文化関係
日・ミャンマー間では、これまで官民各層において、文化人、青年等の往来を始め様々な交流を行ってきている。2012年、白石隆政策研究大学院大学学長を団長とし、日本語教育、文化財保護、スポーツ、メディア、文化・芸術、食文化の各分野の有職者からなるミャンマー文化・スポーツ交流ミッションがミャンマーを訪問。同ミッションは、今後のミャンマーとの文化・スポーツ交流についての指針となる政策提言を玄葉外務大臣(当時)に提出。
コメント