【各国資料】スリランカの基本情報

各国資料

このページでは、スリランカについての数字データや国内外での政治体制をまとめています。
今回この記事に載せる資料の収集を担当してくださったのは  さんです。

選んだ理由

新聞でスリランカの経済危機を大きく取り上げていたので、改めてスリランカが、どのような国なのかを調べたいと思いました。

データベース 資料 中山優菜

『スリランカ』一般情報

・首都 スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテスリランカの国旗

・面積 6万5610平方キロメートル(北海道の0.8倍)

・人口 2192万人

・言語 公用語(シンハラ語・タミル語)、連結語(英語等)

・宗教 仏教徒(70.1%)、ヒンドゥー教(12.6%)、イスラム教(7.6%)、キリスト教(7.6%)

・民族 シンハラ人(74.9%)、タミル人(15.3%)、スリランカ・ムーア人(9.3%)

政治体制

・政体 共和制

・元首 ゴタバヤ・ラージャパクサ大統領

・議会 一院制(定数225議席)

外交について

・外交の基本方針

 スリランカは、非同盟の立場を維持している。しかし隣国のインドとは歴史的・文化的に深い関係を持っており、政治・安全保障上きわめて重要な国として関係強化に努めている。

経済社会開発の観点から日本を含む先進国との関係強化を重視しており、紛争終結後から中国との関係も強化している。また東南アジア諸国との協力関係にも力を入れている。

(参考文献 外務省HPより スリランカ基礎データ 2022年5月25日 閲覧)

社会状況

・スリランカの文化

 スリランカは、多民族・多宗教・多文化社会であり、長年にわたる外国移民との交流による影響を大きく受けています。そのため、様々な宗教や人種をもった人々が集まっています。スリランカの古代文明には、仏教・ヒンズー教・イスラム教・キリスト教による色鮮やかなお祭りの遺産を島にもたらしており、古代から様々な文化が共生していたことがわかります。

(参考文献 在日スリランカ大使館HPより 「スリランカを訪れる理由」 2022年5月26日閲覧)

現在起こっている問題

・「金融危機」

 スリランカは、経済赤字の拡大とインフレが急激に進み、深刻な経済危機に面している。外貨不足により、資源や食糧を輸入することが困難になったことが背景にあり、また以前から多額の借金を抱えていたことが原因で経済構造が脆弱であったことによって発生した。もともとスリランカは、輸出するための資源が少ないため、外貨を得ることが難しい状況にあるため、経済体制は以前から脆弱であり、いつ危機に面してもおかしくないと指摘されていた。対策として2000年代からインフラ投資を行い、高成長を試みていた。しかし昨今のウクライナ情勢によって輸入価格が上昇したことによってインフラが加速し、経済危機に陥った。この経済危機によってスリランカの人々は厳しい生活を強いられている。一番大きな影響が出ているのは、エネルギーである。外貨不足によって支払いが困難になってしまったことが原因で、海外から石油を輸入することが今まで通りにできなくなってしまった。その結果人々は、ガソリンスタンドに長蛇の列を作り、いつ届くのかもわからない石油を待ち続けている。石油が輸入できなくなっただけではなく、ガスの輸入もできなくなったため、調理の際にガスを使用する飲食店は休業を余儀なくされている。

このような状況に陥るスリランカに対して、今後国際社会がどの様に支援をするのかが課題となっている。

(参考文献 日本総研HPより スリランカ危機が示唆するアジア経済のリスク 2022年5月26日 閲覧)

日本との関係

スリランカと日本の外交関係は、平和条約が締結された1952年から始まりました。2012年には国交樹立60周年を迎えています。

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